症例ブログ

2015年1月23日 金曜日

PTP食道異物

先日87才の女性がのどが痛くて食事が取れないとの訴えで来院されました。家人から話を聞くと、どうも薬が入ってるプラスチックのパッケージごと飲んでしまったようです。ファイバースコープで見てものどには異物はなく、指さす場所が胸の中のようでしたので、食道の中に引っかかっていると思われ、すぐに近くの総合病院の消化器科を紹介しました。
写真がその時行った食道内視鏡の写真です。左が食道に引っかかっている薬剤の入ったパッケージの写真です。右が取り出した異物です。これは我々はPTP異物(Press Through Package)と呼び、何年かに一度は経験するそう珍しくない症例です。このパッケージはアルミとプラスチックで出来ているため角が鋭利で食道に刺さるため、長期間放置しておくと、食事が取れないのはもちろんの事、そこからばい菌が入って感染を来たし、ひどい時は縦隔膿瘍といった生命の危険性を招く事もある注意しなければならない疾患です。薬がたくさんあって急いでいる時はお年寄りならず、一般成人でもこういった事が起こりますので、薬剤を服用する時は十分に確認して下さい。


 

投稿者 医療法人杉本耳鼻咽喉科医院

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