症例ブログ

2016年9月 5日 月曜日

ダンゴムシ鼻腔異物


二ヶ月程前、2歳のお子さんが泣きながらおばあちゃんに付き添われて来院されました。聞くとダンゴムシを鼻に詰めて取れなくなったとの事です。小さなお子さんは興味本位で耳や鼻に何かを詰める事がよくあるのですが、ダンゴムシを入れたというのは初めて聞きました。上の写真がそうですが、見ると左の鼻腔内に何か見た事のない物があります。ピンセットで取ろうとしても上手くつかめず取れません。耳あかを取るフックという先がカギ状に曲がった金属の器械で引っ掛けて取ろうとしましたがこれでも出てきません。そうこうしている内に出血し始め、お子さんも我慢出来ずあばれて泣き出し、ここでの処置は中止せざるをえませんでした。ダンゴムシは丸まっている時はツルツルして気持ち良くってつい鼻に入れてみたのでしょうが、中で体を開くと足がカギ状になって粘膜に喰い込み、少々の力では取り出せなくなってしまったと思われます。それに虫の進む方向が鼻腔の奥方向であればなおの事足が喰い込み取るのが難しくなります。結局当院では無理と判断し、大きな病院にお願いし、十分に麻酔した上、特殊な鉗子で取り出してもらいました。私が経験した異物はこの他に小石やBB弾、紙くず、消しゴムのカケラ、花の種、豆、ボールペンのキャップ等があります。鼻や耳の中に、こういった物を入れたがるお子さんがいます。そういった子供は何度でも繰り返す事がありますので、注意が必要です。また、こういった異物が入りっぱなしになると中で感染し臭い匂いがしてくるので、鼻が悪いのではと言って来られる患者さんもいます。

投稿者 医療法人杉本耳鼻咽喉科医院

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